MacからWindowsへリモートデスクトップ接続できるようにしました。接続までは簡単だったけれど、その後の設定などに手間取ったので記録しておきます。
ちなみに接続先はタイトルにもあるとおり「Windows10」です。
Microsoft Remote Desktopをインストール
MacからWindowsへリモートデスクトップ接続するには、Microsoftが公開しているアプリを使用します。
App Storeから「Microsoft Remote Desktop」を検索して、インストール。バージョン「8.0」と「10」の2種類がヒットするけれど、新しそうな「10」のほうをインストールしておきます。
インストールが終わったら[Connections]ー[New Desktop]で接続先Windows端末のIPアドレスを入力して、リモートデスクトップ接続を開始します。Windows端末側で受け入れ準備ができていれば問題なく接続はできるはず。
さて、問題はここからです……。
Windows端末上の音が聞こえない
Windowsにリモートデスクトップ接続できるようにしたのは、本家VOCALOID EditorやCeVIOを使用したかったからです。机のスペース的に2端末を常時設営しておくのは難しいので……。
ところが、標準のWindows設定ではリモートデスクトップ時に音が鳴らないのです。グループポリシーを変更することで音が聞こえるようになります。設定変更前に音を鳴らそうとするとPCがフリーズしたようになるので要注意。
[コンピューターの構成]-[Windows コンポーネント]-[リモートデスクトップサービス]-[リモートデスクトップセッションホスト]-[デバイスとリソースのリダイレクト]-[オーディオおよびビデオ再生リダイレクトを許可する]を有効にします。
キーボードがUS配列になってしまう
Macで使用しているキーボードがJIS配列なのに、Windows側ではUS配列として認識されてしまう問題もありました。Windowsの「設定」としてはJIS配列になっているのに……。
いろいろ試した結果、JIS配列として認識させる方法がわかりました。
Windows側で1度サインインした状態で、Macからリモートデスクトップ接続するとJIS配列のまま認識させられます。Macからいきなりリモートデスクトップ接続するとUS配列になってしまうようです。Windowsの設定まわりのロード順がおかしいんでしょうかね……?
SSDで構成しているWindows端末なら、電源オン後数秒でログイン画面で到達するはず。根本的に解決できるまでは、ログインパスワードを打ち込んでからMac端末のところへ戻ることにします。諦めてIME設定を変えたほうが良いかな?