2017年12月25日月曜日

ノイズキャンセリングイヤホン「RAYZ Plus」を買う

新しいイヤホン「RAYZ Plus」を買い、わりと良かったので記録しておきます。

ノイズキャンセリングについて思うこと

ノイズキャンセリングイヤホンを使っていて思うことがあるのです。

スマートフォンに繋げられるのであれば、アプリにノイズ処理をさせれば良いのでは? スマートフォンでイヤホンを使うユーザーは多いだろうし、それなりに需要があるのでは?

「無いかなー」と調べていて見つけたのがパイオニアの「RAYZ」という製品。アプリでノイズ処理をさせるのだそう。ただし、Lightning端子のiPhone専用な有線イヤホンでした。2017年4月発売なので、まだ新しい製品ですね。

Pioneer Rayz | Earphones

The iPhone's perfect Appcessory.

買ってみる

SONYの「MDR-NWBT20N」を使って3年以上になるので、買い替えのつもりで購入。

ラインナップは充電ケーブルを接続できる「RAYZ Plus」と、できない「RAYZ」の2種類。自分は「RAYZ Plus」にしたので、充電ケーブルも接続できるのです。値段は2万円しない程度なので、ノイズキャンセリング製品の中では安い部類でしょうね。

セットアップする

イコライザーやコントローラーの設定用にアプリ(無料)をインストールします。全体的に赤いデザインなのはコーポレートカラーだから? チュートリアルに出てくるキャラクターが可愛い。

このアプリでコントローラーに割り当てるコマンドやガイド音声の有無を設定できます。ガイド音声を人声から効果音に変更するくらいで、あとはデフォルトのままで良い気がします。

ノイズキャンセリング具合は?

電車の風切り音、バスのエンジン音がスッと消えるのでノイズ処理具合は十分だと思います。電車のアナウンスがボンヤリ聞こえるのは「MDR-NWBT20N」も同じでしたし。有線なのと付属のイヤーピースが良いのか、「RAYZ」のほうが音質は良い気がします。

鳴り方は?

低音が強いです。デフォルト状態で低音がブンブン鳴ります。

イコライザーのプリセットにバスブーストとかエンハンスがあるけれど、低音がさらに凄いことになります。

自分はフラット寄りが好きなので、低音下げ高域少し上げくらいにすると丁度良かったです。

2017年11月4日土曜日

AudioUnit V3の作り方を調べる

AudioUnit V2の作り方をまとめたので、今度はV3についても調べたことをまとめてみます。

AudioUnit V3?

AudioUnit V3は拡張子「.appex」を持つファイルで、「App Extension」という拡張機能を利用しています。V2とは違い特定のディレクトリーに格納しておかなくてもDAWが認識してくれます。

「どうやってインストールするのか?」というと、AudioUnit V3を含むアプリケーションを起動することで勝手にインストールされます。V2ではプラグイン単体で存在できていたのですが、V3からはアプリケーションの付属品という扱いに変わっているようです。1度起動してしまえば、他のアプリケーションからも参照できるようになります。

AudioUnit V3をアンイストールしたいときは、AudioUnit V3を含んでいたアプリケーションと合わせて削除しないといけないってことになります。

V2との違いはWWDC2015の動画で述べられています。

大きな変更点は次の2つでしょうか?

  1. macOS、iOSのどちらでも共通して使用できる
  2. プラグインが異常終了してもホストを巻き込まない

異常時にプラグインだけを終了できるって良いことですよね!

V3(App Extension)の詳細は公式ドキュメントが一番詳しいような気がします。

開発するには?

Xcodeでプロジェクト作成後、AudioUnitのApp Extensionを追加することでプロジェクトテンプレートが開きます。このテンプレートに追記してプラグインを開発します。

AudioUnit V3については、開発チュートリアルがとくにありません。

基本的には下記にあるサンプルコードを参考にプログラミングをするしかありません。サンプルコードはmacOSとiOSの両方のコードを含んでいるので、正直なところ読みづらいです……。

AudioUnit(App Extension)のテンプレートには、AudioUnitとして必要な処理すらも書かれていない状態です。テンプレート選択直後にビルドしてDAWに認識させることもできましたが、音が一切鳴りません。in/outやチャンネルの設定も開発者が書き込む必要があります。

テンプレート選択時には「これから作るのはエフェクターなのか、インストゥルメントなのか」を設定しますが、インストゥルメントを選んでもMIDIを扱うライブラリーを設定してくれるわけでもないようでした……。

読みづらいけれどサンプルコードを改変してAudioUnitを作ったほうが、新規で作るよりも簡単かもしれません。

AudioUnit V3を新規に試しで作ってみて音が鳴るようになるまで四苦八苦しました……。その情報も追々まとめていこうと思います。

2017年11月3日金曜日

AudioUnit V2の作り方を調べる

LogicやGarageBandで使用できるAudioUnitを作ってみたくて、作り方を調べてみてました。情報があまりなかったので、わかったことをまとめておきます。

現在、AudioUnitにはV2とV3の2種類あります。何が違うのかはWWDC2015の動画がわかりやすいです。

今回はV2についてまとめてみます。

AudioUnit V2?

AudioUnit V2は拡張子「.component」を持つファイルです。「/Library/Audio/Plug-Ins/Components」にこのAudioUnitファイルを格納しておくとLogic ProなどのDAWがプラグインとしてロードしてくれます。

各メーカーが販売しているプラグインのほとんどはV2形式のようです。

チュートリアルがあるけれど……

AudioUnit V2には作り方のチュートリアルがあります。簡単なトレモロエフェクターを作る手順が載っています。

説明文は丁寧でわかりやすいのですが、最新のXcodeではAudioUnit V2用のプロジェクトテンプレートは廃止されているため、チュートリアルどおりには作成できません。Xcodeの画面も変わってるから、適宜読み替えも必要です。

作る方法はあるのか?

Xcodeから素直に作ることができないので、AudioUnit V2を作るためには次のどちらかの方法をとるしかなさそうです。

  1. 公式サンプルを改変する
  2. プロジェクトテンプレートを用意する

サンプルコードは下記のサイトで公開されています。V2のAudioUnitを作りたい場合は、ここからダウンロードしたサンプルを改変していくのが手っ取り早いかもしれないです。

プロジェクトテンプレートは、上記のサンプルコードを参考に自作することになります。探してみるとV2のテンプレートを公開してくれている人もいるので、有り難く使わさせていただくのも良いかもしれません。たとえば、こちらのブログとか。

2017年9月18日月曜日

VOCALOID音素記号一覧の居場所をメモしておく

初音ミクCHINESEを購入してPiapro Studioスタンドアローン版をインストールしたとき「中国語DB用の音素記号一覧がない!」と言っていたのですが、発見できました。

WindowsにVOCALOID4 Editorがインストールされていれば、下記の場所にPDFファイルが居るはずです。中国語だけでなく、韓国語やスペイン語の音素記号も載っています。

  • [C:\Program Files(x86)\VOCALOID4\Editor\Manual]
    • VOCALOID4_Editor_Manual.pdf
    • VOCALOID4_Editor_Manual_JPN.pdf

本家エディターと一緒のドキュメントに含まれているってことは、Macユーザーはどうやって入手れば良いのだろう? 「VOCALOID4 Editor for Cubase」を買えば一緒に付いてくるのかな?

中国語はピンインと音素記号が対応するようなので、見比べながらポチポチしてみようと思います。

2017年9月17日日曜日

Piapro Studioスタンドアローン版をインストールする

初音ミクCHINESEを購入しました。正確には、これに付属するPiapro Studioスタンドアローン版が欲しくって購入しました。Mac端末でスタンドアローン使用できる唯一のエディターだもんね。

本家のVOCALOID Editorが1万円程度の値段なので、ライブラリーとエディターの2つがセットだと思えばお得じゃないかな?

さっそく起動してみる

説明書などで見かけるPiapro Studioスタンドアローン版はメニューが中国語になっていますが、ちゃんと日本語表記に変更できます。設定には英語も用意されています。

公式製品ページにも載っているとおり、現段階では初音ミクCHINESEしか使用できません。起動モードはV4なので、グロウルやピッチスナップの使用はできます。後々のアップデートで他ライブラリーも使用できるようになるらしいので、大人しく待ちます。

Jobプラグインはスタンドアローン版でも使用できません。ちょっと期待していたんですけれどね……。機能としては「Piapro Studioを単体でも使用できるようになりました!」って具合です。

ちなみに。初音ミクCHINESEをインストールしてもPiapro Studioプラグイン版がアップグレードされることはありませんでした。端末にV3のプラグイン版がインストールされているとしたら、そのままV3モードのままのプラグインが起動します。「V4製品をインストールして」とメッセージは出てくるのでCHINESEを認識してはいるみたいですね。

おまけ

初音ミクCHINSEソフトの中には中国語DB用の音素記号一覧が付属してませんでした……。どこかで見かけた気がするんだけれど、どこだっけ? 気のせいかな?

2017年9月2日土曜日

初音ミク生誕10周年に向けて動画投稿する

今年は誕生祭用に曲を作ることができました。数日でも休暇をちゃんともらえるって大事。

反省会(?)

大したことではないんですが、今回はこれまでとは違う方法で作業を進めました。

7月頃にMacBook Pro(13inch)をサブ機として購入したこともあって、「MacでDTMをするなら、どんな具合なんだろうか?」と試してみたのです。試してみたくってLogicプリインストール版の端末にしたって背景もあるのですが。

曲に関しては、MacでもVOCALOIDを使用できるようにPiaproStudioをインストールしてミクさんを召喚することで作業環境を用意しました。設定はラクチンでしたね。

MIDIノートをポチポチしている間は快適だったのですが、ミックス作業を始めたあたりから怪しくなってきました。プラグインが重いのか挿し過ぎなのか、CPU使用率が50〜60%くらいになって挙動が遅めに。もう少し快適さが欲しかったので、ミックス〜マスタリングはメイン機デスクトップ端末(Windows)にオーディオデータを移して作業しました。

ノート端末で作業するならDAWのフリーズ機能を駆使するなどの工夫が必要そうです。作曲・編曲くらいの作業は十分こなせそう。

動画に関しては、MacBook Proだけで済ませました。静止画に字幕を付ける程度の編集しかしないので、ノート端末でも十分できます。

iMovieは字幕(テキスト効果)機能の自由度があまり無いので、文字に関してはKeynoteで画像を別途用意しました。静止画のモノクロミクさんはMagicaVoxelでモデンリング〜レンダリングまでしてます。

モデルの全景はこんな具合です。静止画はカメラを近付けてライトの調整をしただけです。

ニコニコ動画のエンコーディング方式が変わってしまっているので、劣化させないで動画投稿できるか不安だったのですが杞憂だったようです。iMovieで書き出したMP4ファイルをそのまま投稿しても劣悪にはなってないです。むしろ、これまで作ってた動画のほうが悪化してたんじゃないかと……。

そんなこんなで動画を用意して投稿するところまで到達できました。

VOCALOIDに興味を持ったキッカケのキャラクターの節目な日に間に合って満足。

2017年7月12日水曜日

Bloggerでカテゴリー別に記事を表示する簡単な方法について考える

ブログのトップからカテゴリー別の記事一覧をパッと表示できたら便利なのになーと思っていたところ、HTMLの編集で割と簡単にできたのでメモしておきます。

ページって機能があるんです

Bloggerには“内容をほとんど更新しないけれど、常に表示しておきたい記事”を「ページ」として特殊な記事を作成できます。サイトマップとかAboutを書くのに適してそうな機能です。ページ機能を使うとブログ上部にタブのようなものができて、簡単にページにアクセスすることができるようになります。

ただ、ヘルプページにもあるとおり“投稿をページとして使用することはできません”。ブログでよく書くカテゴリーの記事を一覧表示させたりするような使い方はできないのです。残念。

Bloggerでは、カテゴリー別に表示させるためには「ラベル機能」を使うように誘導されます。でも、ラベル機能はサイドバーにしか表示できないから、求めているものとはちょっと違う。スマホだとサイドバー見れないですし。

ページ機能のタブと同じ場所からカテゴリー別記事一覧に飛びたいんです。

HTMLを編集してみよう

ページ機能のタブをクリックすると、ページ記事に飛ばされるようになっています。ならば、タブをクリックした時のリンク先をラベル機能で記事を絞ったときの結果ビューに変えてやれば、求めている動きになるのでは?

以下、ページとラベルは既にあるものとして簡単に手順を書いていきます。試してみるときは、万が一に備えてブログのレイアウトをバックアップしておきましょう。壊れても自己責任。

まず、ラベル機能でカテゴリー別表示した時のURLをゲットします。

次にブログ管理画面からページ機能で、何も書かないページを追加します。タイトルはわかりやすいようにラベル名と同じにしておきます。

続いてテーマのHTML編集画面で、ページ部分に相当する箇所を探します。「title='ページ'」とか書かれているから探すのは簡単なはず(ページタイトルで検索すると速いかも)。見つけたらページのURL部分をラベル機能の結果ビューURLに置き換えます。

テーマの編集を終えて、ブログのタブを押してみると想定していた動きをしてくれるはず。欲を言えば、「ラベル○○の投稿を表示しています。」って文章を非表示にできると良いんですけれどね。

2017年2月18日土曜日

英語でセルフカバー曲を作って投稿する

ボカロ曲を投稿してました! 投稿したときにブログも更新すれば良かったのに、すっかり忘れていました。以前に英語DBを触ってみたので、英詞の曲を作りたいなーと思って、年末年始でポチポチ作成してました。完全新作ではなく、Rana誕生祭で投稿した曲を英詞に変えたセルフカバーです。発表後すぐに予約して購入した『初音ミク V4』をやっと使えたので満足。

感想(?)

英語DBは日本語DBと比べるとノートの編集が大変。英語は1単語の中に複数の母音を含むようになっているから、ノート前後の関係性が重要になっている。歌詞を変えるときは[歌詞の流し込み]機能を使うようにする必要がある。ノートの数が母音数より少ないと、ノートに割り当てられない母音は切り捨てられ、発音は「うー」になってしまう。

なので、英語DBを使うときは1フレーズずつ、前から順番に作り込んでいく作り方が良いのかな? せっかく作ったところを上書きされても悲しいだけだし。

スペイン語とか他の言語DBもこんな具合なのだろうか?