2015年12月27日日曜日

「ボカロPになりたい!Vol.29」に取り組む

29号に取り組みます。
卒業まであと1号!
講座内容
ボカロテンポを変更する
作曲シーンでエフェクトを変える
MMDコンポジットする
今号の特別講座「モーションキャプチャー」。指先の細かい動きまで録れるんですね、スゲー。むかし某所でKinect使ったときはココまでできなかったもんなー。

ボカロ講座

今号テーマ【シーンチェンジにともなうテンポの変更に挑戦しよう】
ボカロに特化した内容ではなかったですね。
物語としては一貫しているけど楽想が変わるときにテンポを変えてみましょう!といった内容です。楽想が変わる前にテンポを落として(リタルダント)、楽想が変わったらテンポを上げるとか。演出の1手法としてどうでしょう?
テンポチェンジはVOCALOID EditorよりもDAW側で操作することが多いんじゃないかな?

作曲講座

今号テーマ【シーンチェンジする楽曲に適したエフェクトを付けよう!】
SSWだと「トラックの複製」なのにエフェクトについては複製されないんですね。知らなかった。講座内では代替案としてエフェクトの設定を外部保存し、複製したトラックに取り込んでいます。
シーンごとに使用するエフェクトを変えて演出していきましょう!とのことでした。ここ最近のデモ曲と比べてトラック数は変わらないのに、随分とサッパリしたアレンジだなぁ。

MMD講座

今号テーマ【動画を編集して仕上げよう】
MMDから「背景」と「キャラ」を分けて動画出力します。キャラだけを独立させることでAviUtlの3D制御や編集が使えるようになるため、面倒でもやっておくといいのかも。特に後編集加えるつもりはない!というのであれば、スキップできるかな。

2015年12月23日水曜日

アプリ「TR-REC」で遊ぶ

リズムトレーニングとか音楽的知識をアプリで遊びながら覚えられたりしないの?とか思ってたらRolandさんが面白いモノを出してくれました。

アプリに関してのもろもろの説明はリンク先のDTMステーション記事が詳しいので割愛。

各ステージのスコアランクが最高ランクであれば、初回のみコインが3枚貰える。プレイできる全曲を最高ランクでクリアすれば、課金しなくても2曲(6ステージ)は追加することができる! 1曲(3ステージ)解放にコイン25枚必要なので、あと1曲あればもう1曲解放できるのにな。。。

覚えられた?

正直、譜面通りにタップすることに頑張りすぎて覚えてないw

でも、BDやSDなどの各パートの使用頻度というか使い方はなんとなくわかった気がします。タム系は裏拍に入れてノリを作るのに使うとか、ただ連打するよりかは少し間引いたほうが面白いリズムになるとか。

コイン100枚チャージしたので、もう少し遊んでみようと思います。このアプリ、端末変更とかしたときでも購入歴やスコアは引き継げるのかな?

2015年11月15日日曜日

「ボカロPになりたい!Vol.28」に取り組む

さて、28号に取り組みます。
すでに30号は届いているし、V4ももらっていますが、最後までやり遂げます!今号の内容はこんなかんじでした。
講座内容
ボカロ[PIT]を調整する
作曲オートメーションでニュアンス付け
MMDMMEとAviUtlの使い分け(エフェクト)
今号の巻末にはRanaのV4化についての情報や、付録『トークデキ~ル』の情報が載っていました。『トークデキ~ル』については別の機会に取り組んでみたいです。

ボカロ講座

今号のテーマ【ラップや言葉遊びに挑戦しよう】
ラップを再現するためにパラメーター[PIT]を使って抑揚を付けていきます。[PIT]だけでなく[PBS]も調整することで“自分好みの抑揚”にしていくそうな。
[PIT]や[PBS]を調整して抑揚を付けるやり方はボカロに喋らせる方法に似ていますね。
デモ曲に入ってる「キュン」って台詞がカワイイ。「イヤン」はコレジャナイ感が強い。

作曲講座

今号のテーマ【電波ソング風のアレンジを研究!】
「イヤン」「キュン」といった声ネタにもオートメーションを付けて抑揚付けをしていきます。声ネタにもオートメーションを付けるのか。。。
さらに声ネタにリバーブをセンドするのではなく、インサートして使う。1トラックにしか使わないのであれば、こういった使い方もアリなのだとか。

MMD講座

今号のテーマ【エフェクトの使いどころ】
MMEを使う上での注意点を復習していきます。
エフェクトを使いすぎるとPCの動作が重くなる、目立たせたいものがわかりにくくなる。この辺りのことはこれまでに習ってきました。AviUtlでもエフェクトを付加できるけど、どう使うの?というのが今号メイン。
テキスト教材にはMMEとAviUtlの使い分け表が載っているけど、判断基準としては「モデルに依存するエフェクト」ならMME、それ以外はAviUtl(動画編集ソフト)って認識で良いみたい。
最後駆け足な説明だったけどエフェクト「M4Layer」が気になった。エフェクトをレイヤーで扱えるらしい。

2015年11月7日土曜日

VOCALOID4 Editorをインストールする

「ボカロPになりたい!」完走プレゼントだったVOCALOID4 Editorが届いたのでインストールします。取り組み状況としてはまだ27号までですが、貰ったからには使うしかない!

ところで。V4って何が新機能なんだっけ?
ついでなので、備忘録を兼ねてV3機能とも比較してみましょう。

VOCALOID3

V2からの変更点は以下のとおり。
UIや操作方法が主な変更点だったみたいに思えます。
  1. UIの変更(DAW化)
  2. Job Pluginの追加
  3. Undo/Redo無限大
  4. 不自然さの改善
    (早口表現、滑らかさなど)
  5. Rewire廃止
  6. エディターとライブラリを別売
  7. 多言語化

VOCALOID4

V3からの変更点は以下のとおり。
V2→V3よりは増えた機能がわかりやすい。
信号処理も変わってるんじゃないかな?
  1. パラメータの追加
    ・グロウル(V4ライブラリのみ使用可)
    ・クロスシンセシス
  2. エディターの強化
    ・ピッチレンダリング
    ・リアルタイムレコーディング(for Cubaseのみ)
VOCALOID4のリアルタイムレコーディングは所謂“ボカキュー”にしか実装されてないなら、VOCALOID4の新機能として表記しなければいいのに(注意書きはあるけれども)。。。
PiaproStudioでも「今後の取り組みたいこと」としてMIDIキーボード等外部MIDI機器によるノートの入力を挙げているから楽しみですね。

2015年10月12日月曜日

「ボカロPになりたい!Vol.27」に取り組む

27号に取り組みます。
講座内容
ボカロ転調を使う
作曲音色にこだわる
MMD続・カメラワークを学ぶ
ブラッくまぁ・かおりとのコラボ号でもありました。
ゆるキャラの波はこんなところまで来ていたんですね。

ボカロ講座

転調について学びます。以前水野式メソッドに取り組んだときに転調は「単調を打ち破るもの」として習いました。
今号のテーマとなっているゴシック系アレンジでも転調することで曲を盛り上げることが多いそうな。
教材の中では3種類の転調を紹介すると記載されているけれど、もっと大きく捉えると2種類しかない。転調先のコードに突然転調するか、共通の(あるいは似通った)コードを使って徐々に転調するか。

デモ曲だとガンガン転調してるんだけど、ゴシック系ってこういうものなの?

作曲講座

ゴシック系アレンジに焦点を当てて音色を吟味していきます。ちょっとしたテクニック集ですね。
まとめると「ハープシコード」「チャーチオルガン」など古風な楽器を使うとゴシックっぽさを演出できる。あとは21号などで度々出てきてますが、ボイシングに気を使ったりして本物っぽさを出すようにしましょう!とのことでした。

MMD講座

前号に続いて今号ではcortさんのノウハウを学んでいきます。
全部で10個あって、どれも「なるほど!」と思えたのですが。その中でも気になったものをピックアップ。

なるべくフィックスを使う
相当キレイに魅せる自信が無いとドリーだけとかはツライなぁと。

回り込みは多用しない
ボカロPになりたい!の最初のほうで習ったテクニックなのにw

カメラZ軸の1回転は御法度
Z軸回転するときは20度程度に収めましょう!とのこと。
最近見た中でZ軸が動いてるの、これくらいかな?
1回転くらいしているPV見たことある気がするんだけど、思い出せない。。。



2015年10月11日日曜日

「ボカロPになりたい!Vol.26」に取り組む

26号に取り組みます。
講座内容
ボカロ散発的メロディーを作る
作曲グリッチを作る
MMDカメラワークを学ぶ

ボカロ講座

散発的メロディー?
これまでモチーフを繰り返してメロディーを作っていたのに対して、繰り返しをしないでメロディーを作っていこう!という試み。ソウルやエレクトロニカでよく使われる手法なのだそう。
では全く繰り返さなくて良いの?というとそうでもない。
いわゆるAメロやBメロに分類されるフレーズ単位では似通っている必要がある。そうしないと、どこで盛り上がったの?盛り下がったの?と判別できないからね。

作曲講座

電気ノイズ音を積極的に使うことをグリッチと呼ぶそうです。今回の講座ではそのグリッチサウンドを再現する手法を学んでいきます。
カットアップ
フレーズを細かく刻んで並べる方法。イメージとしてはチップチューンの高速アルペジオ。チップチューンと違うのは、音を重ねても良い点です。
ビットクラッシュ
エラーを起こしたような、音割れを起こしたようなそんな効果が得られます。エフェクトONの状態で聴き続けてると頭が痛くなってきます。

他にもフィルターを使ったり、シンセでノイズを追加したりと説明があったけれど。SSWに特化しているのでここでは割愛。

MMD講座

MMDでのカメラの使い方を学びます。
  1. カメラ中心
    カメラの目標点。カメラの位置と角度を決める基準点になる。
    中クリックドラッグで変わるのがカメラ位置
    右クリックドラッグで変わるのがカメラ角度
  2. 距離
    カメラ中心からカメラまでの離れ具合。
    中クリックスクロールで変わる値
  3. 視野角
    カメラが撮影する範囲。
    これはMMDのパラメータ画面で直接変更するor虫眼鏡ドラッグ
カメラワーク
つづいて主なカメラワークを覚えます。
  1. フィックス
    カメラを固定し、被写体をじっくり魅せる
  2. パン
    カメラ位置を固定、カメラの視線方向だけを変える
  3. ズーム
    カメラを固定し、視野角を変える
  4. ドリー
    カメラを移動しながら撮影する
  5. 回り込み
    被写体を中心にカメラが回る
    (どうしてこれだけ日本語?)

これらカメラワークをフルに使っているものでパッと思いついたのは、コレでした。


というか。各カメラワークを単体で使ってるPVなんて無いだろうって気がしてる。パンだけ/回り込みだけって映像は酔いそうだw
それでもフィックスだけに分類しても良さそうなのがこちら。見せ方で印象も変わるんですね。


2015年10月4日日曜日

「ボカロPになりたい!Vol.25」に取り組む

25号に取り組みます。

今月末でボカロPになりたい!の刊行が終わるので、勉強のペースメーカーが無くなります。来月からは自立していかないと。。。

25号はこんなかんじでした。

講座内容
ボカロスケールについて学ぶ
作曲民族楽器を使う
MMD表情モーションに凝る

ボカロ講座

メジャースケールとマイナースケールについて学びます。

スケールについては水野式メソッドで学習してました。やったのはもう半年前なんですね。しかも完走できてない!つ、次の連休中にでもやります。。。
水野式のほうが詳しかったので、今号は講座パス。

作曲講座

筝や三味線を使ったアレンジについて学びます。

22号24号でホーンセクションについて学んだときでもそうでしたが、あるアレンジを目指すときにはそのアレンジで使用されている楽器についてよく知っておかないといけない。知ったうえで、再現ができないとウソっぽさが際立ってしまう。

ソフトウェアシンセの良いところは所持していない楽器を演奏できることだけど、その楽器について素人で良いってわけではないんだよなぁ。難しい。

MMD講座

表情を付けるテクニックについて学びます。

25号の冊子を持ってない人には全く伝わらない(そもそもこのブログ記事自体、本を持っているのが前提の備忘録)けれど、12ページの表情一覧で下段左から2番目、こういう悪い表情が好きです。チョーカーを付けてるキャラがこんな表情すると非常に映えると思うのです!

今号で一番役に立ちそうなのは「合計値1.0以内の原則」でしょうか?

表情操作の目やリップといった各カテゴリー内の設定値が合計で1.0以内であれば、表情として破綻しないという原則。アニメで考えると作画崩壊みたいな?

キレイな表情が作れたら、表情の変化と身体のモーションとを同期させましょう!とのことでした。

あと、気になったのは「真横やアオリのアングルはMMD(CG)モデルの弱点!」という一文。正直なところ、普段の生活でアオリ視点になることなんて滅多にないから破綻しているかどうか判断付かないんだよなぁ。違和感があるのは確かなんだけど、どう直すのが正しいのか?がわからない。

上で気に入った!と書いた表情を真似て作ってみた。

似てはいるんだけど、可愛さが足りない orz。何が足りないんだろう?

やってみて気付いたけど「合計値1.0以内の原則」は絶対厳守ではないみたい。

たとえば、眉自体変化させる[怒り]や[困る]などと、眉の位置を変化させる[上]や[下]などは別カテゴリーと考えて良さそう。口だったら[あ]とか[え]の形状と、口幅は別個で考えて良い気がする。

2015年9月23日水曜日

「ボカロPになりたい!Vol.24」に取り組む

24号に取り組みます。今号はOSTER projectさんのインタビューが掲載されていました。全パートを打ち込みで作っているらしいよ!

24号はこんなかんじでした。

講座内容
ボカロ4声でハモる
作曲ホーンセクションについて学ぶ
MMDモーションのコツを学ぶ

あ、あと大森杏子ちゃんとのコラボ号でした! 3117歳の誕生日おめでとうございました!

ボカロ講座

既にあるメロディーに対してハモらせて4声にしていきます。4声コーラスに適しているメロディーはコードのルートがあまり使用されていないメロディーだそう。ベースと音が被らないようにするためですね。

基本的に各コーラスパートに和音の構成音を割り当てていくことで4声コーラスをつくります。最後に追加する内声(下パート)(テナーと表現するのかな?)の自由度があまり無いのが不安感を誘います。

試しに自分でも4声コーラスをつくってみた!

あと今更気付いたけど、V3 Editorのトラックの入替って番号を数値入力するしか方法無いのかな?ドラッグで入替したい。。。

作曲講座

ビックバンド?

ホーンセクションに加えて、ピアノやギター、ビブラフォンを入れたり入れなかったり、各楽器の人数も様々なのがビックバンド。今号のデモ曲はビックバンドをイメージしているらしいのですが、その中でもメインとなるホーンセクションのアレンジの解説となります。ホーンセクションについては22号で少し学習してるので、今号では各楽器の特徴的な奏法を再現する方法がメインの講座内容となっていました。ピッチベンドとエクスプレッションに手を加えるのが大事みたいです。

MMD講座

モーションの見栄えを良くするためにひと手間加えましょう!というのが今回のテーマ。cortさんの作業風景を見ながらの解説になります。cortさんが「中間動作」「モーションずらし」と呼んでいるキーフレームを追加することで自然な動きを再現するのだそう。説明を聞いていて連想したのはハンマー投げ。

体の回転に遅れてハンマーが追従するのが、それっぽいなぁと思いました。

2015年9月18日金曜日

「ボカロPになりたい!Vol.23」に取り組む

23号に取り組みます。
現在時世に追い付くまであと5冊ですか。。。
23号の内容はこんなかんじでした。
講座内容
ボカロ同音連打なメロディーを作る
作曲ハードテクノなサウンドを作る
MMD映像素材を代替する

ボカロ講座

ハードな曲はワンコードや循環コードで構成されることが多い。なので、同じ音を連打し続けたほうが良いですよーというのが主旨。
同音連打の後に跳躍するメロディーがくると目立ちます、とかなんとか。

作曲講座

ハードテクノなサウンドを作る方法を紹介する講座でした。
“「フィルター」サウンドの使い方”と書いてあるので、オートメーションでフィルターをグルングルンするのかなーと思ったら、そうではなく。フレーズ素材を切り貼りしながらの説明でした。
[STEP1]で『徐々にフィルターが開いて……』って表現があるけど、これって一般的なのかな?ローパスフィルターのカットオフ周波数が高域に寄ることで通過する信号が増えて……なんて長々と説明しなくて良くなるからラクではあるんだけど。通じます?
あとは、楽節が変わるタイミングでサウンドエフェクトを追加すると良いですよー、とのことでした。

MMD講座

前号の素材収集で集められなかった or 無かった場合の対処方法が今回の講座内容になります。
予想はしていたけど、モデリング講座ではありませんでした(動画内ではcortさんが星をモデリングしている様子が流れていましたが!)。
対処方法としては、他の素材を組み合わせたり敢えて写さなかったりと「如何に違和感無く、自分のイメージを伝えるか」を意識してやれば良さそうです。
講座の後半は今号の付録「書割パネル」の使い方でした。
好きな画像を貼付けてMMD上に表示させるパネルです。伸ばしたり縮めたり曲げたりできる代物。透明度が0.998までだとモデルは透過せずに背景だけ透過するので、ちょっと遊んでみたり。

2015年9月16日水曜日

「ボカロPになりたい!Vol.22」に取り組む

22号に取り組んでみます。
Rana誕で何もできなかったけど、これからも応援しております!
22号はこんなかんじでした。
講座内容
ボカロアプローチノートを使う
作曲ブラスを使ってアレンジする
MMDPVの素材を集める

ボカロ講座

アプローチノート?
和音の構成音に対して、上(下)から半音または全音で到達する音のことをアプローチノートと呼ぶ。講座の最後にチョロッと出てきているけど、経過音/刺繍音/倚音と呼ばれているものと同じ。
経過音とかと何が違うのか?というと“譜面を読んでいる人の解釈による”ってかんじになるのかな。
たとえば、[ド][レ][ミ]という譜面があったとして。コードCの構成音[ミ]の音に対して[レ]の音でアプローチしたのか、あるいは[ド]→[レ]→[ミ]と通過する過程の一部と考えるのか、それとも両方なのか。譜面を読む人によって意味が変わる。
なので、「ココで!アプローチノートを使う!」とか難しく考えなくていいのでは?
講座でのオススメだと、次のように使うのが良いらしい。
・上行アプローチには『半音』
・下行アプローチには『全音』

作曲講座

トランペット/トロンボーン/サックスのホーンセクションのアレンジをやっていきます。今回も超特急講座でした。
最初はオクターブユニゾン。名前のとおり、オクターブで重ねて厚みを出す方法です。以前、ボカロ講座でも似たようなことをやりましたね。
次にドロップツーを使ったオープンボイシング。3声和音の真ん中を1オクターブ下に変えるだけの簡単な方法。
そしてオープンがあったのだから、クローズボイシングもやります。こっちは1オクターブ内に和音構成音を収める方法。
最後はダブルリード。トップノート(メロディー)を目立たせるために、トップノートの1オクターブ下を重ねる、ってコレはオクターブユニゾンなのでは??ダブルリードと聞くとオーボエとかファゴットを連想してしまう。。。
あとは、MIDIのピッチベンドとかを弄って本物っぽく聴こえるように頑張りましょう!てなかんじでした。

MMD講座

映像素材を集めましょう!以上!
次号で素材が見つからなかった場合の対処方法をやるみたいだけど、まさかのモデリング講座だろうか!?まぁ、代替案を考えようとかが妥当なとこかな?

最近、MMD講座の受け方がぞんざいなのは気のせいではない。

2015年8月30日日曜日

「ボカロPになりたい!Vol.21」に取り組む

21号に取り組みます!
現在6号分を積んでしまってるけど、30号が来る頃には追付いてるはず!
21号の内容はこんなかんじでした。
講座内容
ボカロノンダイアトニックコードを使う
作曲ストリングを使ってアレンジする
MMDPVのコンテを作る

ボカロ講座

セカンダリードミナント
今回のボカロ講座ではノンダイアトニックコードとしてセカンダリードミナントを使ってメロディーに変化を加えていきます。
セカンダリードミナントの使い方としては、「次に進むコードのⅴ度上の7thコード」を選んで入れ替えればいい。
ハ長調で[Em - Am]だとしたら、[E7 - Am]とすればいい。
ただし、メロディーの音が入れ替えたセカンダリードミナントの構成音に含まれていることが大事。あとは、何でもセカンダリードミナントが使えるわけではないですね。次に進むコードがⅠ(トニック)だったら普通のドミナントモーションですし。

作曲講座

ストリングス打ち込みテクニック特急号みたいなかんじでした。かなり駆け足な講座展開。
駆け上がりにも、和音ボイシングにもストリングスの特性を活かした打ち込みをしましょうとのことでした。前号のギター打ち込みでもそうだったけど、楽器を打ち込むにはその楽器の奏法や特徴を知ってないとツライですね。

MMD講座

最後のページの『コンテのチェックポイント』に書いてあることが全てですね。
意図は伝わるか?用意はできるか?制約は無いか?ムラは無いか?
未完成でお蔵入りになる可能性を排除しましょう!というcortさんのアドバイスが耳にイタイ……

2015年7月26日日曜日

「ボカロPになりたい!Vol.20」に取り組む

アニメ『selector』とコラボな20号はこんなかんじでした。

講座内容
ボカロボーカルをハモらせる
作曲シンセの使い方を知る
MMDPVのイメージを固める

ボカロ講座

下ハモを付ける場合には、下記のことが大事らしい。

  • 3度以上空けること
  • コード構成音から外れる時間を短くすること
  • 音量は主メロディと同等かそれ以下にすること

上ハモについても下ハモと同じことに注意しつつ、音量は必ず主メロディより小さくすること、が大事らしい。オクターブユニゾンは確か2号でやりましたね。1オクターブ下で歌わせるパートを作るだけです。

作曲講座

“シンセの使い方”というよりは“Alpha3の使い方”講座ですね。CC16を選択することでMIDI信号を活用してるっぽい。他のシンセでもできるのかな? とりあえず、SONARに付属しているZ3TA+では選択できました。他の付属シンセではダメっぽいなぁ。シンセといえばツマミを弄って調整するのが本来の使い方だろうし、無いほうが普通かもね。

講座の後半はサイドチェインについてでした。サイドチェーンとかダッキングとか呼び方はいろいろあるっぽい。講座ではvolumeのオートメーションを描くことでサイドチェイン風効果を再現していたので、SONARを使って自分で本来のサイドチェインをやってみる。チェイン(鎖)って単語が付くので、他のトラックに応じて変化させるのが本当のサイドチェインになる。

サイドチェインをかけたいベーストラックでProChannelからコンプレッサー「PC4K S-Type」を呼び出して、[S.Chain]を【I】にする。すると、各トラックのセンド先にこのコンプレッサーを選択できるようになる。ドラムのキックに合わせてベースの音量を上下させたいので、キックのトラックからセンドでベースのコンプレッサー「PC4K S-Type」を選択すれば準備完了。

キックとベースだけの簡単な音源だけど、こんなかんじになりました。前半がサイドチェイン無し、後半がサイドチェイン有り。

注意しないといけないのは、キックの音だけをベースにセンドすること。20号のデモプロジェクトみたいにスネアやキックなどがまとめて1トラックになっているドラムを使ってサイドチェインをやろうとすると、常にベースにコンプがかかってしまう。楽器ごとにパラアウトしておくのが理想だけど、SSW7 for Ranaだとトラック数制限があるから厳しいですね。。。

MMD講座

作曲講座までずーっと電子音を聴いてたから、『星降る夜』が癒しになる講座でした。

PVを作るにあたって、イメージが固まるくらいに楽曲を聴き込みましょう!とのこと。AviUtl講座は前回のでお終いなのかしらん?

今回のMMD付録ステージ。『ケイオスドラゴン』のあの場面を連想するのは自分だけかな?

2015年7月20日月曜日

「ボカロPになりたい!Vol.19」に取り組む

月に1冊できるかどうかの休日しかないけど、諦めない!
19号はこんなかんじでした。
講座内容
ボカロ4和音を使う
作曲ボサノバのバチーダを知る
MMDAviUtlを使う

ボカロ講座

コードの構成音が4つになるとオシャレな響きを手に入れられる。
3声バージョンと4声バージョンを聴き比べてみると確かにオシャレっぽい。音が増えた分だけ豪華になって垢抜けたかんじ?
そういえば、水野式メソッドで少し触れていましたね。△7の連結には古典的和声理論が適用されない(19号の【朝礼】の内容を使わなくて良い!)。マイナーコードでなく、全部メジャーコードでも良い。

さらに。
分数コードを使って自由にしても良いのよ?というのが[STEP2]のお話。
【朝礼】から続けて【ボカロ講座】に取り組むとちょっと困惑するかもね。

作曲講座

“ボサノバの特徴的なギターバッキング「バチーダ」はジョアン・ジルベルトというギタリストが考案したスタイルです”
演奏方法を考えただけでも有名になれるんですね!知らなかった。
バチーダを実際に弾くとこんなかんじなのか

後に続くアルペジオ奏法は、youtubeの動画から考えると人差し指/中指/薬指で弦を弾くタイミングをズラしたってことになるっぽい。バチーダの基本型で作る→発音ズラしてアルペジオ化
という流れで作れば良いかな?

ボサノバのベースって実際に弾いてみたら楽しそうだなぁ。

MMD講座

MMD講座というよりかはAviUtl講座が始まりました。
今回は基本操作方法とテロップ貼付けを学習。

2015年6月21日日曜日

「ボカロPになりたい!Vol.18」に取り組む

お家にはもう21号が届いてしまっていますが、マイペースで18号に取り組みます!
18号はこんなかんじでした。
講座内容
ボカロミニマルなメロディーを作る
作曲トランス定番サウンドをマスターする
MMDエフェクトを使う その3

ボカロ講座

短いモチーフを繰り返すだけの簡単なお仕事!
4回以上繰り返すと飽きてしまうので、モチーフを3回繰り返したあとはメロディーに変化を加える。Bメロ以降もモチーフを伸ばしたり縮めたりして作っていく。
これは水野式作曲メソッドでやったテーマとも関係してきますね。メロディーを変化させるのもメンドイときは、転調してしまえばいいんです。

作曲講座

トランスっぽくする定番テクニック(エフェクト)は「ディレイ」と「オートパン」らしい。あと、じゃすみんが言ってる「フィルター」もそうかも。
「コーラス」ってどんなふうに使うんでしょう?と思ってサンプル曲のプロジェクトを見てもコーラスエフェクトはインサートされてなかったん……
ディレイのフィードバックをゼロにしたのは、エコーで戻ってくる音が重なっていって濁り始めるからですよね。試しに100にして再生してみたらスゴカッタ。。。チャレンジ精神溢れるPさんは是非トライですよ?

MMD講座

RanaやってみたブログやTwitterで「動作が重い!」と言われていた本講座。とりあえず、サンプルファイルを読み込んで「再生」ボタンを押してみます。5fpsしか出ない(泣)
テキストにはエフェクトの数を減らしてプレビューしてね~みたいなことが書いてあるけど、全体の動きを確認したいと思ったら毎回レンダリングするしか無いのかな?たしかに『プレビューと調整を繰り返す』のが一番時間喰いそうです。

2015年5月17日日曜日

「ボカロPになりたい!Vol.17」に取り組む

遅れてでも取り組む17号。

内容はこんなかんじでした。

講座内容
ボカロリズムに変化を付ける
作曲R&Bのリズムを知る
MMDMMEを使う2

ボカロ講座


R&Bなメロディーを作ります。

16分音符(細かい音符)やシンコペーションを使うと“それっぽく”なるとのこと。シンプルなメロディーから、作りたいジャンル特有のリズムに調整していくのがミソでしょうか?

作曲講座


これからの作曲講座はアレンジ研究編に突入するらしい。第1回目はR&Bがテーマ。30号までこんなかんじで続くのかな?

R&B風な音楽にするには16ビートを取り入れてみるのが良いそうな。

でも、全ての音符を拍ジャストにするのではなく、3連符気味にズラすこも大事だとか。

ベロシティーを弄ることも忘れずにー……でノリを出すって手間がかかるのですね。。。

MMD講座


アニメ調にできるエフェクトを使うというので期待してみたものの、想像してたのとちょっと違う。。。

RanaToonを使うときはPostAlphaEyeも併用して目が髪で隠れないようにしましょう!と15ページにあって、「あれ?普段から透けてなかったっけ?」と思ったけど。RanaToonを使うと目の透過が無くなっちゃうのね。納得。


講座冒頭でも説明があったけど、いろんな種類のエフェクトがあって紹介動画を観ているだけでも楽しいですね。個人的に面白かったのはこの動画(リンク先)ですよ!あざとい!

2015年4月26日日曜日

「ボカロPになりたい!Vol.16」に取り組む

16号はこんなかんじでした。

内容が機能紹介から実際に作るほうへシフトしてきましたね。
講座内容
ボカロコードトンでメロディを作る
作曲アレンジ機能で伴奏を作る
MMDMMEを使う

今号は『シェルノサージュ』とのコラボってことで付録がたくさん!

中の人繋がりで大森杏子ともコラボするみたいだし、楽しみですね!


ボカロ講座


コード進行からメロディーを作る方法に取り組みます。

この方法は『作曲デキ~ル』水野式作曲メソッドでも取り組みました。

この方法で作曲しようと思ったら、「①コード進行を決める→②ドラムパターンを作る→③メロディーを作る」というのが良さそうです。コードを鳴らす楽器の音色でジャンルが決まり、ドラムで方向性が決まるように思います。

作曲講座


6号でやったことの復習的内容です。

特別目新しいことは無いのですが、このコードトラックってSONARには無いっぽい?

譜面ビューであればコード名を入れられるみたいだけど、求めてるモノとはちょっと違う。

まぁ、トランスポーズするひと手間が有るか無いか程度の違いなんだけどね。

MMD講座


MMEの1つ「AutoLuminous」を使ってみる講座でした。

“光らせるためにはモデル側にあらかじめ仕掛けが必要”とのこと。仕掛けってなんだろう?『ボカロPになりたい!』で配布されているモデルたちには、その仕掛けが組み込まれているので特に操作は要らないのだとか。

個人的にはRanaのカチューシャ(?)の電球だけが光るようにしたいんだけども、次号以降で教えてくれるかな?

2015年4月5日日曜日

「ボカロPになりたい!Vol.15」に取り組む

睡魔と闘いながら頑張った15号。内容はこんなかんじでした。

講座内容
ボカロJob Pluginを使う
作曲バウンスする
MMDダンスを構築する

折り返し地点の15号。MMD以外は機能紹介な講座でしたね。

Ranaは遂に動画を投稿したようです。先を越された、ぐぬぬ……

ボカロ講座

Job PluginでDYNの底上げをやりました。

でも、このくらいならDAWでノーマライズなり、フェーダーワークなりで調整したほうが良いかな? V3 Editor上でMIXまで完了させるシーンってあんまり無いと思ってるのは自分だけでしょうか?

作曲講座

え? SSWには[トラックにバウンス]的な機能無いんです?

わざわざファイルに保存してから、トラックに取り込まなければいけないとか不便すぎるでしょうに……と思って少し操作していたら見つけました。

「オーディオファイルに保存」画面を呼ぶまでの操作は講座のと同じ。[出力]ではオーディオトラックに書き出したいバス(またはオーディオトラック)を選択、[トラックを追加してデータを入力]にチェックを付けて[OK]ボタンを押す。すると、MIDI演奏をオーディオ化したオーディオトラックが追加されているはず。

既にあるオーディオトラックにMIDI演奏をバウンスする方法は無さそうだなぁ。あと、SSW7 for Ranaではオーディオトラックが8個までしか使えないから、若干使いにくいですね。。。

MMD講座

「つなぎ」作業自体は前号で解説されているので、今号は復習っぽいかんじになりますね。長いです。。。瞬きもせず、ずーとこっちを見続けられるのは、なかなかにホラーだと思いました。

2015年3月29日日曜日

「水野式作曲メソッド解体新書」に取り組む(7)

さて。

コード編の後半「コード・プログレッション」に取り組んでみます。


ツー・ファイブ進行


ツー・ファイブ進行とは、動的な響きを持つⅤ7に静的な響きを持つⅡm7を繋げたコード進行のこと。動的?静的?何だそれ?って思いますが、厳密な原理を持たない音楽理論にツッコミは無益です。著者の教えに従って「そんなもんなんだ」程度で我慢しておきます。

そんなツー・ファイブ進行をいつ使うかというと、ダイアトニック・コードの順次進行を代理するために使います。代理することでメロディーような滑らかさを演出するのだとか。もちろん、順次進行以外のコード進行でもツー・ファイブ進行を使用できますが、メロディーとの兼ね合いなどでスムーズに移行できないことも。順次進行で使うのが一番ラクみたいです。

たとえば、①みたいな進行をツー・ファイブ進行で全部代理すると②みたくなります。

①[Ⅳ△→Ⅲm7→Ⅱm7→Ⅰ△]

②[Ⅳ△→Ⅶ7→Ⅲm7→Ⅵ7→Ⅱm7→Ⅴ7→Ⅰ△]



△7連結


トニック・コード△7は、これだけで完結しているような響きを持っているんだとか。そのため、△7をデタラメに連結してもそれほど違和感は無い。ボサノバ調の曲ではよく使われる手法なんだそう。

トニック(T)やサブドミナント(S)、ドミナント(D)の連結に異常に拘る古典理論からでは想像できないコードの使い方!

ルートモーション


メロディーとは全く無関係にベースラインを考えた後に、「メロディーをトップノート。ベースラインがルートノート」とみなしてコードを考える方法もあるそうな。

比較的良く感じられるコードを得るためには、以下の跳躍または進行を織り交ぜると良いらしい。


  1. 4度上行または5度下行
  2. 短2度下行
  3. コードスケールまたはキースケール順次進行

ベースラインが決まったら、あとはトップとルートの間を埋めるだけ。基本的に2パターン現れるはずなので、どちらにするかは好みの問題になってしまう。



分数コード作曲


第1章で使った分数コードをもっと自在に使えるようにしましょう。

まず、メロディーに対してコードを付けます。

さらっと書いてますが、メロディーにコードを付ける方法って作曲初心者が知りたいことTOP3にランクインしそうなことだと思います。。。

1つのやり方として、「ここでコードチェンジしたら面白いかな?」と思う箇所でメロディーを区切り、その区切り間ごとにコードを付ける方法が紹介されています。区切り間に含まれているメロディー構成音をコードに見立てるんです。



コード進行ができたら、あとは自由にベースラインを考えます。

自由と言いつつも、次の2点には気を付けると良いみたい。

 ・メロディーと濁らないようにすること

 ・コード構成音の半音下にならないこと



コードからメロディーを作る


『作曲デキ~ル』でもやったこの方法。意外と気に入るメロディーを作るのが難しい。イマイチ面白味が無い。

その理由は、メロディーがコードに馴染み過ぎてるからなんだそうな。水野式作曲メソッドをここまで読んできたお陰か「あー確かにそうかも」と思えるようになりました。


では、どうするか?分数コードを使いましょう!

分数コード分子側を構成音4つ以上のコードに、分母側を分子側コードの構成音以外の音にして、分子側コード構成音でメロディーを考えます。構成音のどれを選んだとしてもベース音と同じになることは無いので、“馴染み過ぎる”問題は解決できるはず。

ルートに設定した音も使うと考えれば、構成音だけで5音使えることになるんですね。分数コードは一般のコード進行理論の範疇では無いから、これまた自由に使えるのが良いところ。


次回は節「ベース」。著者がベーシストだからなのか、わりと濃密な内容。でもその前に、分数コードで練習曲を作ってみたいですね。

2015年3月22日日曜日

「水野式作曲メソッド解体新書」に取り組む(6)

今回はコードの節なのですが、内容が濃密なので2回に分けて勉強しようと思います。まずは項目「コードとスケール」! 最初に書き方のルールを決めましょう。

  1. 小文字のローマ数字は、スケールの度数を表す
    例)ハ長調:ⅰ→ド、ⅱ→レ、ⅴ→ソ ……etc
  2. 大文字のローマ数字は、コードの度数を表す
    例)ハ長調:Ⅰ→C、Ⅱm→Dm、Ⅴ→G ……etc

なんで、こんなことをするかって? 一般論として考えられるようにするというのもありますが、ただ「ド」とか「C」とか言っていると思考が絡まって大変なことになる(なった)からです。。。

スケールの種類

ダイアトニックスケールの何の音からをスケールとするかによってコードの機能が変わる、ということを話しているようです。ハ長調で[ドレミファソラシ]のスケールを使う場合と、[レミファソラシド]のスケールを使う場合とではコードの扱い方が変わります。正確には何の音から始まる音程関係をスケールに適用するか?というのが大事みたい。それぞれのスケールに適したコードがある(ように感じる)からだそうな。開始音によってスケールに付く名前も変わります。

  • イオニアンスケール :ⅰ始まり
  • ドリアンスケール :ⅱ始まり
  • フリジアンスケール :ⅲ始まり
  • リディアンスケール :ⅳ始まり
  • ミクソリディアンスケール:ⅴ始まり
  • エオリアンスケール :ⅵ始まり
  • ロクリアンスケール :ⅶ始まり

ペンタトニックスケール

イオニアンスケールからⅳとⅶを抜いた5音音階のことをペンタトニックスケールと呼びます。そのままですね。童話などで良く使用される音階です。このペンタトニックスケールから、さらにⅱを取り去った4音音階でメロディーをつくるとロックっぽくなるそうです。このペンタトニックスケールで大事なのは、抜いた音(ⅳなど)を絶対に使用してはいけないというわけではないことです。むしろ経過音などの装飾として取り入れて変化を狙うべき。

イオニアンスケール以外では、ドリアンやミクソリディアンが良く使用されているらしい。さらに、ミクソリディアンに1音(上記書き方でいえば、♭ⅱ)を追加した8音音階のブルースも良く使われるのだとか。

マイナースケール

メジャーがあればマイナーもあります。マイナースケールは「メジャースケール長3度(ⅲ)が短3度(♭ⅲ)になったもの」。そしてⅵとⅶは場合によって変化する。。。ⅵとⅶが変化するのなら組み合わせ的にスケールは4種類になりそうですが、3種類しか使いません(♭ⅶでは導音が無いことになってしまうため)。

  • ナチュラルマイナースケール
    ⅰ ⅱ ♭ⅲ ⅳ ⅴ ♭ⅵ ♭ⅶ
    ⅶにフラットが付いているため、導音としての役目を担えない。メロディーを作るのに不向き。
  • ハーモニックマイナースケール
    ⅰ ⅱ ♭ⅲ ⅳ ⅴ ♭ⅵ ⅶ
    ナチュラルマイナースケールの導音が無い欠点を改善したもの。ただし、今度は♭ⅵ→ⅶの音程が開きすぎてメロディー作りの不向きさが顕著に。
  • メロディックマイナースケール
    ⅰ ⅱ ♭ⅲ ⅳ ⅴ ⅵ ⅶ
    メロディーを作りやすいように調整したスケール。ⅵもⅶもナチュラルになったため多用するとメジャーと錯覚してしまう。

マイナースケールでの作曲は、これら3種類のスケールを行ったり来たりしながらやらなければいけないのです。著者はこの行ったり来たりする方法を単純化してくれていますが、要はⅶを導音として使うべきかどうかに注意すれば良いのです。

スケールの見つけ方

コードがあるとスケールが決まる。なので、スケールの見つけ方は単純です。コードの構成音をⅰ・ⅲ・ⅴ(・ⅶ)に見立てて、残りのⅱ・ⅳ・ⅵにフラットやシャープの臨時記号が付くかを調べればよい。最後は自分の感性に頼るしかないわけですね……

今回は1度ペンタトニックスケールでメロディーを作って、その後にイオニアンスケールへ戻すことをやってみました。結局ⅳを1音(ハ長調なのでファ)を入れただけなんですけどね。確かに童謡チックになりました。

節名が「コード」なのに、前半はスケールの話だけで終わったなぁ。

2015年3月21日土曜日

「ボカロPになりたい!Vol.14」に取り組む

14号はこんなかんじでした。

講座内容
ボカロPORをエディットする
作曲ドラムを打ち込む
MMDキメポーズ!

ボカロ講座

PORを変えてピッチの設定をします。

ピッチの設定といえば、7号や8号でやった「表情コントロールプロパティ」のピッチコントロールもありましたね。

このピッチコントロールとPOR、何が違うの?

V3 Editorのマニュアルを読んでみると微妙に違うことがわかります。あと、14号ボカロ講座ではPORをポルタメントと紹介していますが、正しくはポルタメントタイムです。

  1. ピッチコントロール
     音の出始めのピッチをコントロールします。
     [ベンドの深さ]は出始めピッチとノート基準ピッチの差を調整し、[ベンドの長さ]はノート基準ピッチになるまでの時間を調整します。
     [上行形/下行形でポルタメントを付加]は、直前のノートからの滑らかさを[ベンドの長さ]に依存して変化させます。
  2. ポルタメントタイム
     ピッチ変化の始まるポイントを調整します。
     POR値が小さいとピッチ変化が急勾配になり(次ノートのギリギリまで変化しない)、POR値が大きいとピッチ変化が緩やかになります。

つまり。ピッチコントロールで[上行形/下行形でポルタメントを付加]にチェックを付けて且つ[ベンドの長さ]を設定しなければ得られなかった効果が、POR値を少し変えるだけで得られるのです!

お手軽で、どこを編集したかを見た目で把握できるPORをこれからは使っていこうと思います。

ちなみに、[ベンドの深さ]は音痴さ加減を調整するものだと思ってるけど、正しいかな?

作曲講座

4号以来のMIDI打ち込みですね。

水野式作曲メソッドでリズムについて勉強したときにも触れてますけど、リズムパートはメロディー以上に繰り返しが多い。耳コピーするか、ドラムの教本を読んでリズムのレパートリーを増やすのが良さそうです。

そういえば、読み途中(MIDI打ち込み途中)のドラム教本が部屋にあったな……

MMD講座

これまでパーツとして作ってきたモーションを辻褄の合うように繋げていきます。

ここでやっと気付いたけど、ドラムパターンと同じでダンスもパターンの連続でしかないんですね。ダンスのテクニック(?)を紹介するサイトや動画はたくさんあるから、それをトレースまたは参考にしながらパーツをたくさん作っていけば、いずれはサクサク動画が作れるようになるのでは?

あと。廊下が付録で付いてきたのでやってみた!

2015年3月15日日曜日

「ボカロPになりたい!Vol.13」に取り組む

13号はこんなかんじでした。

講座内容
ボカロ発音記号[_0]を使ってみる
作曲オートメーションでエフェクト制御
MMDターンのモーション付け

YouTubeに字幕を付ける機能があったんですね。知らなかった。動画みたく(DTMもだけど)マシンパワーが無いとツライ編集を外部でできるのは良いね。今号の[PICKUP ARTIST]でnanaさんがPCスペック(CPUとRAM)を公開してたけど、やっぱりアレくらいは欲しいよね。たぶん、SSD/HDDを複数搭載してシステム、プロジェクト、音源ソフト……ってドライブごとに分けることも当然してるんだろうな。

ボカロ講座

無声音[_0]については知ってました。V3 Editorが出て間もない頃にヤマハの人が隠しコマンドとして紹介してました。なので、前回の「Sil」ほど驚きが無い。。。

「無声音を重ねて滑舌を良くしよう」ってことらしいけど、これは駄目じゃないかな? 普通の音と無声音がバラバラに聴こえてしまって違和感しか無かったです。滑舌を良くするには、4号でやってたようにDYNを変える方法が適してると思います。

★2号に亘って発音記号が取り上げられたので、自分も知っている(というか気付いた)機能を紹介してみようと思います。普通は下の図みたいに1ノートにつき1発音しか記入できません。

でも、発音記号を変えれば、たくさん発音できるんです!

音としてはこんなかんじです。

あんまり入れすぎるとエラーで怒られます。

いろいろ試してみた結果、半角31文字(スペースを含む)まで発音記号を入力できるみたいです。なので、母音(a i M e o)だったら最大16個まで1ノートに載せられる計算ですね! そんなに発音させることは無いと思いますが!

あと。発音タイミングの調整はできないので、やっぱり使い道はあんまり無さそうですね or2

作曲講座

8号でもボリュームをオートメーションで変えていました。今回はノイズを消すために使用しましょう!とのこと。個人的にはオートメーションではなく、ノイズ部分の波形をカットして削除するほうが好みです。後々、そのトラックのボリューム全体を変えたいと思ったら、またオートメーションを編集しないといけなくなってしまうからね。。。

後半から紹介されているエフェクターの操作も「これで編集作業は終わりだ!」って段階になるまでやらないほうが吉だと思います。DAWによってはクリップ単位でエフェクターをインサートできたりするので、使えるのならそっちをオススメします。

MMD講座

モーション付けを難しいと感じる理由がわかった。重心の動きとか、関節の捻り具合とか普段全く意識して無いものについて考えてるからだ。わかったところで、どうやって解決すれば良いんだろう?ダンスでも習えば良いです?

2015年3月8日日曜日

「ボカロPになりたい!Vol.12」に取り組む

12号はこんなかんじでした。
講座内容
ボカロ発音記号「Sil」
作曲シンセサイザー概要
MMDステップ(上半身)

ボカロ講座

発音記号って[音符のプロパティ]画面から編集できたんですね……

これまでノートを歌詞入力モードにして Alt+↓ コマンドで発音記号を表示させて、そこから編集する。なんてことをしてましたよ。。。プロパティ画面なんだから、ノートの設定が何でもできると考えるのが普通ですよね。


発音記号「Sil」の効果抜群ですね。ノートの長さを短くしても、キレが悪いな~と思うことがよくあったのでコレは使いまくるかもしれない。

V3 Editorのマニュアルを確認してみたら、[音符のプロパティ]画面から発音記号を変えられることについては記載がありました。でも、「Sil」については書いてなかったなぁ。この機能、割と重要だと思うんですけど?

あと、もうひとつ気付いたこと。

キーボードのアプリケーションキーから、ノートの右クリックメニューを呼べないんですね。V3 Editor全体で非対応みたいです。ちょっと残念。

作曲講座

シンセサイザーの扱い方もいずれちゃんと勉強したいですね。何となーくツマミを回して面白げな音を作ることはできるけど、「アノ曲のアノ音を出したい!」ってときにどうすれば良いんだ?と悩んでしまう。

今回のデモ曲で、チップチューンらしさがあったのは高速アルペジオくらいですかね?あとは、パート[M:SYN3]が他のパートを補佐するために広範囲な音域で演奏してるところかな。

MMD講座


感想としては前号と変わらないです。大変すぎるw

コピペが通用しないモーションを作ろうとか想像したら目眩が……MMD杯に投稿する人たち、よく頑張るよなー。MIDIの打ち込みなら全く苦も無くできるのになぁ。

2015年3月7日土曜日

SONARをアップグレードする

SONARをX2から『Platinum』へアップグレードしました。
X3をスキップしたので、1段階飛ばしの進化ですね。
通算2回目のアップデートです。

(X1 suite → X2 → Platinum)


理由?


VST3を使えるようにしたかった、というのが一番の理由ですね。
あとはAD2やMelodyneが付いてたりするのも良いですね。


X2があるので、V-vocalやR-MIXもこのまま使えるはずです。
「はず」というのはまだインストールしたばかりだからです(^^;
正確には、AD2のインストールだけ終わってません。



だって!
「17種類のドラムセットから3個選んでね!」と言われても困る!
というわけで絶賛悩み中です。。。


でも、こうやって考えてる時間が楽しかったりもするんですよね。

2015年2月22日日曜日

「水野式作曲メソッド解体新書」に取り組む(5)

今回からは理論解説の第2章です。「理論を解説」と言いつつ、“その理論をどう使うのか?”と作曲法を教えてくれるような語り口なので第1章に引き続いて取り組んでいこうと思います。

メロディ

第2章最初の節は「メロディー」です。たった2音からメロディーをつくっていく過程を解説してくれてます。この節で大事なことはこんなかんじでしょうか。

  • メロディーとはテーマであること
  • メロディーをリピートすることでテーマ性が得られること
  • メロディーに強弱を設けること
  • メロディーとコードは密接な関係があること
  • 単調性を破る手段として転調が活きること

メロディーとコードの関係はよくよく考えないとダメそうです。4小節で完結する(ように感じる)メロディーに対して、C-G-C-Gと繰り返すコード進行が果たしてマッチするだろうか?とか。どうしてその配置なのかとか考えることはたくさんあるようです。

この節で学んだことを使って作曲してみたら、こんなかんじになりました。

ファとソとドの3音だけの単純なテーマを繰り返し、途中ハ長調(C-dur)からニ長調(D-dur)へ転調して再びハ長調へ戻ります。メロディーが単調でもコードを鳴らして、ドラムを入れるだけで楽しげな曲になるんですね。

次節は、この本で最大のページ数となる「コード」です。記事を書けるようになるまで時間かかりそうだなぁ。

2015年2月21日土曜日

「ボカロPになりたい!Vol.11」に取り組む

11号の内容はこんなかんじでした。

講座内容
ボカロブレスの使用方法
作曲ウェーブエディタの使用方法
MMD下半身ステップ

付録が豪華でしたね。MMD素材、『作詞デキ~ル』、加隈さんのブレス音!声優さんのセリフではなく、呼吸音が入ってるって珍しんではなかろうか?Ranaのライブラリに付属しているモノとは全くの別物なので、大事に保存しておきましょう。

ボカロ講座

『作曲デキ~ル』に取り組んだ時にライブラリ付属のブレスを使っていたので、予習は完璧ですよ?

あのときは「どうせ手で位置修正するんだから」と思って[Waveファイルのインポート]設定を触りもせずに[OK]ボタン押してました。でも、ドラッグ&ドロップした位置の情報が表示されてるから問題ないよね?

作曲講座

ウェーブエディタの使い方講座でしたね。

こういう専門的な機能は、今後使う予定のDAWで覚えたほうが良いかも?自分の場合(SONAR)だと、ループコンストラクションやV-vocalがありますね。

SSWのウェーブエディタだとエフェクターみたいな画面を起動して調整するけど、V-vocalだとオートメーションを書くようなかんじで波形編集ができるのね。個人的にはSONARのほうが直観的で操作がラクでした。

MMD講座

だんだんやることが増えてきました。

ステップのような繰り返しが多いモーションなら良いですが、自由奔放に動き回るようなPVを作ろうと思うと骨が折れそうです。次号の上半身とかツラそうだ……

2015年2月14日土曜日

「水野式作曲メソッド解体新書」に取り組む(4)

最後の作曲法「水野式分数コード作曲法」に取り組んでみます。

これまでと同じように音符に対してコードを割り当ててーと、デタラメに楽譜を書いてきます。今回割り振るのは分数コードというものです。出来上がるのはユニゾンメロディーのこんな曲です。

分数コード?

楽譜を見ていると横棒を挟んで上下にアルファベットが書かれていたりします。その変な奴が「分数コード」と呼ばれているものです。分数コードを解読すると、

  1. 分子側アルファベット : コードネーム
  2. 分母側アルファベット : コードのベース音

という情報が詰まっているとわかります。場合によっては分母側がベース音でなく、コードネームのときもあるみたいですが。分数コードはダイアトニック・コードから逸脱していて、数もたくさんあります。その中でもサウンドを気持ち良く感じられるのが次の2種類。

  1. コードのルート音(分母)がベース音(分子)からみて2度
  2. コードのルート音(分母)がベース音(分子)からみて増6度

たとえば、D/Cとか♯G/Cとか。今回の作曲法では分数コードが上記のどちらかになるように手順が組まれているので、デタラメでも何となくキレイに聴こえるんですね。

第2章以降は理論説明が中心ですが、実際に使ってみたり記事書いたりしたほうが覚えが良いので、何かしらやってみようと思います。

2015年2月11日水曜日

「水野式作曲メソッド解体新書」に取り組む(3)

さてさて。作曲法の2種類目「ダイアトニック・コード作曲法」に取り組んでみましょう。

名前のとおり、ダイアトニック・コードを配置しながら曲を作っていくのですが、その配置方法は数字をデタラメに並べるというものです。どんな曲になったかは以下のとおり。

跳躍進行作曲法

[CとD]とか[AmとBm]みたく隣り合ったコードではなく、3度以上離れたコードへ跳躍する進行に絞って作ることから始めます。音符を適当に並べ、その適当に並べた各音符に数字を割り振り、最後に一定規則に従って楽譜へ書き起こしていきます。その結果がこちら。

ダイアトニック・コードは曲の調を体現するもので、ダイアトニック・コードを使用していれば調を乱すことはない。でも、コード進行時に“気持ちよく聴くことのできる”ペアとそうでないペアが存在していて、この相性関係を理解するには理論の勉強が必要になってくる。ただし問題なのは、その音楽理論が“気持ちよく聴ける”という感性だけで成り立っていること。理論と言うには根拠が弱すぎてしっくりこない人も多いので、まずは作曲して体験してご覧?というのが著者の論。

順次進行作曲法

「跳躍進行作曲法」では、コード進行に絡めたメロディーとは別にカウンターラインメロディーを作っています。このメロディーとカウンターラインメロディーを利用して&コードの順次進行を使って曲を組み立てるのがこちら。編曲っぽいことをしてみます。

コード進行が違うだけでも印象って随分変わるんですね。ダイアトニックでメロディーを作り、ダイアトニック・コードを使ったコード進行であれば、音楽としては可笑しなことにはならないこと(面白いかは別問題なこと)を実践できたはず。理論的に詳しいことは2章で述べられているようです。

2015年2月8日日曜日

「ボカロPになりたい!Vol.10」に取り組む

遅れ気味ですが、10号にも取り組みました。

10号の内容はこんなかんじ。
講座内容
ボカロ声質を変化させる
作曲汚し系エフェクトを使う
MMD補間曲線(続き)

ボカロ講座

パラメーターGEN値は、極端に変えるとネタボイスにしかならないですねw 個人的にはGEN40くらいの声が好きです。「作曲デキ~ル」に取り組んだ時も、確かそんな設定にしていました。


今回のデモ曲、31小節目からのパラメーターPITの書き込みは必見です。

作曲講座


3号の内容に+αな内容でしたね。

音を歪ませると波形が変わる。波形が変わると周波数(倍音成分)が変わる。倍音が増えるとリッチに聴こえたり、余分な音をマスクできたりと面白い。

マキシマイザーに関連して、SSWにもあるウェーブエディタのノーマライズ機能を触ってみると[OUT CEILING]とか良くわかるかも?

MMD講座


補間曲線を触っていると物理の授業を思い出しますね。
講座内でも触れられていましたけど、横軸を時間に、縦軸を変化の程度(=座標)とすると

   x(t) = v(t) × t

とでもなりそうです。デフォルトの[線形補間]は速度v(t)一定の加速度ゼロ。いわゆる等加速度運動ってヤツですね。MMD内部の計算的には、各時刻での曲線の値をキーフレーム間の座標値に置き換えてるかんじでしょうか?

次号から、ステップも交えたモーションになるそうです!

あ。あと中級編に突入です!

2015年2月7日土曜日

「水野式作曲メソッド解体新書」に取り組む(2)

予告通り、リズムの節に取り組みます。2章にもあるリズムの節も一緒に読んでみる。

前回『黒鍵作曲法』で作成した曲にはリズムパートが存在していない。音楽の3要素のうちの1つが欠けているのです。必ずあるべきものではないけど、あったほうが華やかな曲になる。なので、リズムの作り方を覚えましょう。というのが本節の主旨。

『水野式リズムの作り方』というタイトルが付いている本節。書いてある内容はシンプルで、一言にするなら「耳コピーしましょう」になります。フィルを除けば、ドラムの譜面はほとんどが同じパターンの連続になる。そして、曲のジャンルが決まればリズムパターンの種類は限定されてくる。作りたいジャンルが明確ならコピーしてしまったほうが早い、というのです。

ジャンル特有のリズムが身に付いたら、リズム作りに困ることは無くなりそうですね。

ビートが成り立つ条件?

よく“8ビート”だとか“16ビート”だとかいってリズムを分類することがあります。これ、どうやって分類するんです? 観方を変えると“何をもって、8ビートとか16ビートだと認識しているんでしょう?”

答えは簡単で、そのビートでしか表現できないリズムが発生すればビートが確定する。8ビートなら裏拍のリズムがあれば良く、とくにドラムのような楽器がそういったリズムを繰り返し演奏すると“確定する”感が強くなる模様。

4→8→8→16→16ビートと変化。言われなくても確かに分かる。

2015年1月25日日曜日

「水野式作曲メソッド解体新書」に取り組む(1)

「ボカロPになりたい!」が発刊される前、「水野式作曲メソッド解体新書」という面白い本を見つけて買ったものの、Ranaにかまっているうちにすっかり存在を忘れていました……

前々回で「作曲デキ~ル」に取り組んだことですし、こちらにも取り組んで作曲のイロハを学んでみます。

どんな本?

“音楽理論を必要としない作曲法を体験し、その後に作曲法のタネ明かしをすることで音楽理論を覚えよう!”という本。

感性だけで作曲はできる。でも、音楽理論の知識が無いと「自分が作ったコレは音楽と言えるのか?」と不安になる。では、音楽理論から勉強をしなくてはならないのか?それは面倒だから、作曲しながら必要なコトから覚えましょうよ。というスタンスで書かれています。

本の構成は3章立て。1章で早速『音楽理論を必要としない作曲法』で“曲らしきモノ”を作成します。タネ明かしもあります。2章と3章は理論説明が中心です。2章以降の説明を理解しようすると、「ボカロPになりたい!Vol09」から続いているコードの説明が余裕でわかるレベルの知識が必要だと思われます。当然、楽典知識を持っていることも前提です。


では、第1章から進めていきます。

『音楽理論を必要としない作曲法』は大きく3つ紹介されています。今回はそのうちの1つ『水野式黒鍵作曲法』をやってみます。手順通りに“黒鍵(♯または♭の付く音高)だけの音符を並べる作業”をすると全4パート、4小節の曲が出来上がります。

こちらはこの本を買ってすぐに作ったもの。1回繰り返してます。

こちらは今回改めて作ったもの。できることが限られてるとはいえ、ほとんど違いが無いw

この『水野式黒鍵作曲法』を使うと、ひとまず不協和音の無い曲を作ることができます。黒鍵だけを使うとペンタトニックスケール(G♭またはE♭ブルーノート)になるから、というのが理由だそう。基本的には増8度と短2度の音程関係が無ければ、“音が濁る”現象は起こらないのだとか。

次回は2つめの作曲法の前に、リズムに関する節を読んでみる予定。

2015年1月18日日曜日

「ボカロPになりたい!Vol.09」に取り組む

9号の内容はこんなかんじでした。

ボカロ歌唱スタイル
音量コントロール
作曲波形編集で伴奏作り
MMDリズムダンスモーション

[朝礼]の4コマを読んでから裏表紙のRanaを見ると、「全然嬉しくないけどっ!カニ頭巾かぶってお仕事ガンバルッ!」的な営業スマイルなんじゃないか?と思えてしまう。

あと、今号は加隈さんのボイス付録が無い。残念……


VOCALOIDでのアクセントやディケイって普通のシンセサイザーと違うのね。

通常、“ディケイを上げる”というと、音量がピークから減少していくのにかかる時間を延長するって感覚だから違和感しかない。アクセントのほうも普通のシンセサイザーだと音量がピークに達するまでの時間を調整するパラメーターだからね。どっちがどっちだか混乱しないようにちゃんと覚えよう。


今回のMMD講座はそんなに大変じゃないね。

フレーム間と拍間の関係は、式にするとこんなかんじかな?

fps × 60 ÷ BPM = フレーム間

MMDの画面左下にあって、ずーっと気になってた補間曲線に遂に触れた!でも詳細は次号だって!

巷で噂のカニ頭巾。テラテラ光ってるカニと、マットなカニの2種類がいます。個人的にはマットなカニのほうが好きなんだけど、みなさんは如何?

2015年1月8日木曜日

付録「作曲デキ~ル」に取り組む

あけましておめでとうございます!

今後ともよろしくお願いいたしますm(_ _)m


「ボカロPになりたい!Vol.08」の付録

「作曲デキ~ル」をやってみたので記録しておきます。


まずは出来たモノをペタリ。

~歌詞~~~~~~~~~~~~~~~~~

  「Ranaにちは!」が聞こえたなら

  手を振り返し、笑ってよ(怒)

  また、明日。言うからね?

  それじゃ、また明日ね!よろしく!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



“コードからメロディーをつくると単調になりやすい”というのが一般論らしいけど、「作曲デキ~ル」の手順通りにやれば面白いメロディーが作れそうな気がする。気がしてる。

歌詞はメロディーが出来てから考えました。最後(E-F#-F#-E)が「ヨロシクー」みたいに聴こえるなーと思ったのをキッカケに、メロディーの後ろから歌詞を決めていく変則っぽいことをしてました。<また、あした>が2回もあってウザったいですねw

ミックス作業もしてみました。

コンプレッサーとイコライザーを使用。あとマキシマイザーも。イコライザーは弄りすぎた気がしないでもない。

ちなみに、まだ取り組んでないor購読してない人のために「作曲デキ~ル」について説明すると〔伴奏は完成してるから、この手順でメロディーを考えてね♪〕になります。いわゆる“サウンドからつくる”を部分体験してみようという付録です。この付録で伴奏まで作成できるようになるわけではありません(そもそも伴奏作成は作曲ではなく【編曲】の作業です)。



作業中に気付いたこと。

VOCALOID2だとノートの発音記号を[br1]とか[br2]にするとブレス(呼吸の)音を出せていたのに、VOCALOID3のライブラリではできなくなっているようなのです。

代わりに、VOCALOID3ではインストールディスクに呼吸音のWAVEファイルが収録されています。ブレス音が必要な時は、このWAVEファイルを使用するしかないっぽい。Ranaも創刊号のインストールディスクにブレス音が収録されていますね。詳細はYAMAHAのHPで確認。

今回作ったメロディーの<~笑ってよ>と<また、あした~>の間にブレス音(br03_short.wav)が挿入してあります。