3号の学習内容は、
講座 | 内容 |
ボカロ | ノート分割 |
作曲 | エフェクト操作 |
MMD | ポーズ付け |
今号で扱ったコンプレッサー。このエフェクターに関する疑問が1つ。
「ボーカロイドのDYNを弄っても、コンプレッサー使うなら意味無いのでは?」
コンプレッサーは音量のバラツキを抑えるためのエフェクター。だとすると、VOCALOID EDITORで抑揚付けを頑張っても、DAW上で無かったことに……? そこで少し実験。
①まず、Ranaにテキトーに歌ってもらう。
前半はDYN:64(デフォルト)、後半はDYN:127(最大)で一定に。DYN以外のパラメータは全てベタ打ち・デフォルト状態。波形を見てみるとこんなかんじ。
DYNアップで発音するときのアクセントが大きくなるのね。
②DAW(SONAR)のコンプレッサーからボーカル用プリセットを使ってみる。
いわゆる音圧が増える分、後半の方が大きく聴こえる。でも①の波形と比べるとペチャンコに……
前半の方は、もともと音量差が少ないからあんまり影響受けず。DYNは音量を上げるよりも下げるために使ったら良いのかな? 抑揚が欲しいときはDAW上で"オートメーション"なるモノを使うカンジで。これを"フェーダー・ワーク"と呼ぶらしい。