最後の作曲法「水野式分数コード作曲法」に取り組んでみます。
これまでと同じように音符に対してコードを割り当ててーと、デタラメに楽譜を書いてきます。今回割り振るのは分数コードというものです。出来上がるのはユニゾンメロディーのこんな曲です。
分数コード?
楽譜を見ていると横棒を挟んで上下にアルファベットが書かれていたりします。その変な奴が「分数コード」と呼ばれているものです。分数コードを解読すると、
- 分子側アルファベット : コードネーム
- 分母側アルファベット : コードのベース音
という情報が詰まっているとわかります。場合によっては分母側がベース音でなく、コードネームのときもあるみたいですが。分数コードはダイアトニック・コードから逸脱していて、数もたくさんあります。その中でもサウンドを気持ち良く感じられるのが次の2種類。
- コードのルート音(分母)がベース音(分子)からみて2度
- コードのルート音(分母)がベース音(分子)からみて増6度
たとえば、D/Cとか♯G/Cとか。今回の作曲法では分数コードが上記のどちらかになるように手順が組まれているので、デタラメでも何となくキレイに聴こえるんですね。
第2章以降は理論説明が中心ですが、実際に使ってみたり記事書いたりしたほうが覚えが良いので、何かしらやってみようと思います。