2015年2月7日土曜日

「水野式作曲メソッド解体新書」に取り組む(2)

予告通り、リズムの節に取り組みます。2章にもあるリズムの節も一緒に読んでみる。

前回『黒鍵作曲法』で作成した曲にはリズムパートが存在していない。音楽の3要素のうちの1つが欠けているのです。必ずあるべきものではないけど、あったほうが華やかな曲になる。なので、リズムの作り方を覚えましょう。というのが本節の主旨。

『水野式リズムの作り方』というタイトルが付いている本節。書いてある内容はシンプルで、一言にするなら「耳コピーしましょう」になります。フィルを除けば、ドラムの譜面はほとんどが同じパターンの連続になる。そして、曲のジャンルが決まればリズムパターンの種類は限定されてくる。作りたいジャンルが明確ならコピーしてしまったほうが早い、というのです。

ジャンル特有のリズムが身に付いたら、リズム作りに困ることは無くなりそうですね。

ビートが成り立つ条件?

よく“8ビート”だとか“16ビート”だとかいってリズムを分類することがあります。これ、どうやって分類するんです? 観方を変えると“何をもって、8ビートとか16ビートだと認識しているんでしょう?”

答えは簡単で、そのビートでしか表現できないリズムが発生すればビートが確定する。8ビートなら裏拍のリズムがあれば良く、とくにドラムのような楽器がそういったリズムを繰り返し演奏すると“確定する”感が強くなる模様。

4→8→8→16→16ビートと変化。言われなくても確かに分かる。